比叡山高校サッカー部Knows株式会社
走行距離と非認知能力
knows GPSを搭載したウェアラブルセンサーを導入し、選手個々、チーム全体の毎日のトレーニング及びゲームにおける、走行距離、スプリント回数、心拍数などをチームで管理していきます。
日常のトレーニングデータを管理することで、トレーニング強度を数字で具体的に知ることができます。1週間、1ヶ月のトレーニング強度を数値で管理していくことで、短期、中期、長期目標達成に向けてのより具体的なトレーニングプランを構築することが可能になります。トレーニング強度を管理していくことで怪我予防にも繋がります。
比叡山高校サッカー部にはポジションごとに求めている数値目標があります。試合の走行距離、スプリント回数など、数値データを年間で管理していくことで、今年のチームと来年度のチームの比較。年度を跨いだチームとしての比較やスタイルの構築も可能になります。
また、普段数値化できない力、
レジリエンス力・思いやり・気付く力・協調性・自制心・責任感・忍耐力といった、非認知能力を測る一つの目安になると私は考えております。
非認知能力の高い選手は味方のミスで足を止める事はありません。味方のミスもカバーする為に、仲間のためにピッチを走り続けます。チャンスに気付けばゴール前まで走り、ピンチに気付き、責任感のある選手はゴール前まで戻ります。
自然と走行距離は伸びます。
日常から我々は非認知能力の向上を求めています。ゴミ拾い一つとっても、常にアンテナを貼り、ゴミに気付くことが大切です。責任感無き人間はそのゴミに気付いたとしても拾わず見て見ぬフリをします。
ゴミに気付き、責任感を持って拾う。ゴミ拾い一つとっても気付く力と責任感を養うことが可能です。
ピッチ内でも気付きの量を増やし、責任感に溢れ、仲間の為に走る、苦しい時こそ走れる。走る意欲に満ち溢れた”比叡山スタイル”を突き詰めていきたいと思います。