律院、護摩堂にて大阿闍梨様に御加持を賜りました。毎年、三年生部員のみ、選手権前にお参りさせて頂いております。毎日定刻に、大阿闍梨様によって護摩供がなされます。満行までに7年を要する苦行「千日回峰行」を達成された大阿闍梨様による護摩供に参列させて頂き毎年必勝祈願とさせて頂いております。昨年はそのおかげもあり創部初の優勝、全国大会初出場を果たすことができました。今年も昨年に引き続き全国大会出場を達成したく護摩木に願いを書き、その護摩木を護摩堂にてお焚き上げ頂きました。
ただこの機会は必勝祈願の場だけとは捉えておりません。この場には一般の方々も多数おられ、それぞれ強い想いや願いをもってここに来られています。その方々と共にご真言を唱えました。人は誰しも沢山の悩みや願いを抱え生きています。そしてこの場の全ての方々が大きな悩みや願いを抱えこの場に参列されております。強い想いが満ちあふれた場から何かを学び感じ取る場であり、感性を磨き、人の想いを大切にできる大人へ、一歩成長してほしいという願いも込めております。
最後に一人一つ数珠を頂きました。厳かな雰囲気の中で、自らの想いや願いがさらに強くなったのではないでしょうか。中々経験できることではありません。あとは自らがどう行動を起こすのか。
意味あるものにするのは今後の自分次第。
想いの強さは行動の強さです。
行動の強さが未来をつくります。
今年度は特にコロナ禍により、中々思うように活動が出来ませんでした。遠征や合宿にもほとんど行くことが出来ませんでした。高校生活最後の大会である全国高校サッカー選手権は運営関係者の皆様はじめたくさんの方々のご尽力により開催されます。感謝の気持ちを持って全力で一戦一戦大切に戦っていきたいと思います。